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倉敷のワインバーがフランスとチリのワイン試飲会-10種飲み比べ

「ワインバー しんじ」でシェフも務めるシニアソムリエの真治宏史さん

「ワインバー しんじ」でシェフも務めるシニアソムリエの真治宏史さん

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 倉敷に先月オープンした「ワインバー しんじ」(倉敷市昭和2、TEL 086-441-9911)で9月26日、「フランス&チリ ワイン試飲会」が行われる。

酸化させずに抜栓・抽出・保存ができる大型ワインサーバー

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 ワインを輸入する「豊通食料」の新川宏さんをゲストに招いて行う同イベント。チリとフランス各地のワインを10種類用意するほか、特級のエシェゾー、シャンパンとブルゴーニュの白・赤をオプションとして特別価格(500円~)で用意する。試飲で提供するワインはボトルでの販売も行う。スタンディング形式で、時間制限はない。

 シニアソムリエの真治宏史さんは「多くの種類を試せるので、好みのワインを見つけられる。好みの銘柄が決まればレストランでもそれを伝えたうえで『フルーティーな』『酸味がある』といった表現ができるので、いいワインにも出合いやすくなる」と参加を呼び掛ける。

 隣の敷地で1951(昭和26)年から営業する老舗酒販店「ワインショップ しんじ」(TEL 086-422-1813)が8月30日に開いた同店。店舗面積は20坪で、席数は26席。「人の出入りの激しい小売店ではなく、ゆっくりと試飲会ができるようなスペース」を求めて出店した。

 店内に設置する大型のワインサーバーは、窒素で密閉することで、酸化させずに抜栓・抽出・保存ができる高性能タイプで「中国地方に3台しかない」という。サーバーには15種以上を常備し、グラスワイン(600円~)で提供する。「パイティン 2004年 バルバレスコ」(1,500円)、「ドメーヌ・ラトゥール・ジロー 2007年 ムルソー」(1,300円)などが人気という。ボトルワイン(3,000円~)は100種類以上。隣の小売店舗には1000種類以上を取りそろえる。フランス料理店でのシェフ経験を持つ真治さんは料理(350円~)も担当。「エスカルゴ 香草バターソース」(500円)、「イベリコ豚の生ハム」(800円)、「ズッキーニのフリット」(400円)、「ジャガイモとベーコンのキッシュ」(500円)などが人気という。

 「ワインは高級レストランのイメージと重なり、敷居が高いと感じる人も多いが、気軽に楽しんでもらうのが当店のコンセプト。普段飲まない種類をグラスワインで試せるのが魅力なので、ぜひ足を運んでほしい」と真治さん。

 試飲会の時間は14時~20時30分。参加費は1,000円。申し込みは「ワインショップ しんじ」で受け付ける。通常の営業日は木曜~土曜。営業時間は18時~24時。全席禁煙。

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