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倉敷の酒販店、県北・勝山の自家製酵母パンを販売-週末限定で

「ワインと地酒 武田 倉敷店」の武田敏典店長

「ワインと地酒 武田 倉敷店」の武田敏典店長

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 倉敷の酒販店「ワインと地酒 武田 倉敷店」(倉敷市田ノ上、TEL 086-423-6566)が11月30日、「パン屋 タルマーリー」(真庭市勝山)のパンを週末限定で販売する。

「タルマーリー」のパン

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 今年6月から月1回ペースで週末に行ってきた同企画。今回は3日間で、「イギリス食パン」「赤ワイン漬イチジクとクルミ」「蜂蜜ブレッド+カシューナッツ」「全粒粉酵母の田舎パン」「チーズマフィン」「ベーグル」「ラスク」など約12種類、計60個程度を日替わりで販売。販売は岡山店でも行い、同店が経営する併設のレストラン「パスタフローラ」(倉敷店・岡山店)では12月1日・2日限定で、タルマーリーの「ピタ」を使ったサンドイッチのモーニングを提供する。

 タルマーリーは今年2月、倉敷から約80キロ北に位置する勝山の「町並み保存地区」にオープン。2008年から2011年まで千葉県いすみ市で営業していたが、より良い水と素材を求めて岡山県に移住し営業を再開した。イーストや市販の天然酵母を使わず、自家培養の天然酵母でパンを作るのが特徴。

 武田の武田敏典店長は「パン好きの妻が買ってきたのが最初の出合い。その後、勝山の『御前酒蔵元 辻本店』の社長に店長を紹介いただき『販売させてほしい』と直接お願いしたところ快諾してくれた」と経緯を語る。「売れ行きは好調で、販売していない日でも『今日は置いていないのか?』『次はいつ販売するのか?』と聞かれることもある」という。

 武田は1906(明治39)年に岡山で創業。2006年に倉敷店をオープンした。全国各地の蔵元を直接訪ねてセレクトした日本酒を中心に、焼酎、泡盛、梅酒、国内外の地ビール、国内ワインなどを取りそろえる。蔵元を訪ねた際に見つけた地域性のある食品や、自家焙煎(ばいせん)のコーヒーも店内に並べる。

 武田店長は「素材にとことんこだわっているパンなのでおすすめ。勝山は遠いので、県南で買える数少ないこの機会にぜひ食べてみてほしい」と自信を見せる。

 営業時間は10時~22時。パンの販売は12月2日まで。

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