見る・遊ぶ 暮らす・働く

倉敷で「古武道」体験講座-地元の伝統文化、子どもたちに継承

棒を使った技の練習風景(昨年)

棒を使った技の練習風景(昨年)

  • 0

  •  

 倉敷の「日新館 真寛道場」(倉敷市帯高)で7月16日から、古武道の体験講座「伝統文化こども教室」が開かれる。

阿智神社で行われた演武会の様子(昨年)

[広告]

 文化庁による「文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」の一環として行われる同講座。地域在住の小学3~6年生男女15人を対象に古武道の体験講座を行い、約500年の歴史を持つ伝統文化の啓発継承を通して地域活性化を図る。

 講座は11月までの全12回で、棒、つえ、木刀、鎖鎌(くさりがま)などを使った技を体験。手裏剣(しゅりけん)を使った技の講義など、実技と座学を取り混ぜて行う。講座終盤の11月3日には阿智神社(阿知)の神楽殿で、講座の成果を発表する「演武会」を行う。

 同道場は1968(昭和43)年に落成。戦国時代に現在の岡山県で創始され、その後現在の倉敷市周辺地域に伝わった古武道「竹内流備中傅」を中心に指導する。道場長の中山真寛さんは「倉敷に古くから伝わる古武道があるということを、地域の方に知っていただくきっかけになれば」と話す。

 開催時間は19時~20時30分。全12回。参加無料。申し込み締め切りは今月10日。問い合わせは事務局(TEL 090-6416-0956)で受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース