倉敷・美観地区の複合商業施設「林源十郎商店」（倉敷市阿知2）の「生活デザインミュージアム倉敷」（TEL 086-423-6080）で現在、マスキングテープでうちわをデコレーションするワークショップ「うちわ体験」が開かれている。

マステでデコったうちわの完成サンプル

　夏季限定で開かれている同ワークショップ。カモ井加工紙（片島町）製のマスキングテープ「mt」約80種が使い放題で、参加者は竹と紙で作られた伝統的な丸亀うちわに自由にデコレーションする。

　「親子、カップル、若い女子グループなど幅広い層が参加している。週末の参加者は一日あたり30組を超える人気」と担当者。

　同施設を運営管理する「暮らしき編集部」代表の辻信行さんは「倉敷を訪れた方に最適なお土産にもなるし、作ったばかりのうちわで涼みながら街を歩くこともできる」と話す。

　山梨と兵庫から来たという20代の女性グループは、花火をモチーフにしたデザインに挑戦。「もともとマスキングテープは好きだがこういう体験は初めて。難しいけど楽しい」と笑顔でデコレーションに取り組んでいた。

　営業時間は10時～18時。月曜定休。料金は300円。終了日は未定。