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倉敷に焼き菓子店「ハハコグサ」-女性店主の手作りスコーン主力に

「ハハコグサ」店主の有満裕子さん

「ハハコグサ」店主の有満裕子さん

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 倉敷・粒浦に焼き菓子店「ハハコグサ」(倉敷市粒浦、TEL 086-697-6866)がオープンして3カ月が過ぎた。

「ハハコグサ」焼きたてのスコーン

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 6月14日にオープンした同店。5歳の長女の母でもある店主の有満裕子さんが、育児と両立しながら週に1~2回ペースで営業し、ネットショップでも販売を行う。これまで約10年間、「クランドゥイユ」としてハンドメイドの小物や雑貨の制作販売をしていたが、「幅広い人によろこんでもらいたい」という思いから、もともと好きだった菓子作りに方向転換したという。出店場所は有満さんの夫が経営する美容室「アクイール」敷地内。店舗面積は約2坪。

 主力商品は、1日約70個焼くという「スコーン」(195円)。このほか、グラノーラ(140グラム=690円)、「小さな木の葉マフィン」(140円)、「ほうじ茶クッキー」(160円)、自家製のパンから作った「ラスク」(160円)など約20種。「食感を大切にしているので、粉の種類や配合を菓子ごとに変えている」という。「スコーンは焼きたてが一番だが、家庭で食べる時はトースターで2~3分、外側がカリッとする程度に温めるのがおすすめ」とも。

 客層は20代後半~40代後半が多く、「知人からのプレゼントなどで当店のお菓子を知ってくれた人が、直接来店してくれたりネットショップで買ってくれたりするのがとてもうれしい」と話す。

「とにかく『おいしい』を目指して作っている。食べておいしいと思ってくれたお客さまが、誰かにあげたくなったり、大切な人と一緒に食べたりしたくなるようなお菓子を作っていきたい」とも。

 営業時間は10時30分~16時。営業日はホームページで確認できる。

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