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倉敷で教育ドキュメンタリー「みんなの学校」上映 発達障がい専門医のパネルトークも

(C)関西テレビ放送 「みんなの学校」の一場面 

(C)関西テレビ放送 「みんなの学校」の一場面 

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 倉敷・笹沖の「くらしき健康福祉プラザ」(倉敷市笹沖)で8月16日、ドキュメンタリー映画「みんなの学校」(2014年)の上映会と、発達障がいをテーマにしたトークセッションが開かれる。

「みんなの学校」の一場面

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 映画は、「不登校ゼロ」を目指す大阪市立南住吉大空小学校(現・大阪市立大空小学校)の取り組みを長期にわたって追い続けたドキュメンタリー。同校は普通の公立小学校だが、特別支援教育の対象となる発達障がいがある児童も同じ教室で学んでおり、生徒、教職員、保護者、地域が一体となって「誰もが通い続けることができる学校」を作り上げている。「平成25年度 文化庁芸術祭賞 テレビ・ドキュメンタリー部門 大賞」をはじめ、多くの賞を受けている。上映時間は106分。

 上映終了後には、倉敷成人病センター小児科主任部長・御牧信義さんとFMくらしき取締役制作局長・小野須磨子さんが登壇し、発達障がいを取り巻く環境をそれぞれの立場で考えるトークセションを行う。

 同イベントは、FMくらしき(白楽町、TEL 086-430-0600)が開局20周年記念事業として企画した。同局パーソナリティーの大谷利文さんは、「コミュニティーラジオ局として地域に貢献する中で、教育や福祉についても考える機会を作りたかった。小さいお子さんがいらっしゃる方に限らず、地域全体に関わるテーマとして多くの方に見ていただければ」と来場を呼び掛ける。

 9時開場、9時30分上映。チケットは前売りのみ、料金は小学生以上=500円。

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