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倉敷・茶屋町に小規模多機能型居宅介護事業所-車いすの贈呈式も

「茶屋町の郷」のオープンに合わせ「ごうぎん一粒の麦の会」が車いす2台を贈呈

「茶屋町の郷」のオープンに合わせ「ごうぎん一粒の麦の会」が車いす2台を贈呈

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 倉敷茶屋町の住宅街に7月1日、小規模多機能型居宅介護事業所「茶屋町の郷」(倉敷市茶屋町、TEL 086-441-8200)がオープンした。

「茶屋町の郷」の外観

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 同事業所は社会福祉法人郁青会が運営を手掛ける5つめの施設で、小規模多機能型居宅介護事業所は今回初めて。

 同事業所では、要支援・要介護認定を受けた人が、ニーズに合わせて「通い」「訪問」「泊まり」を組み合わせ、なるべく家に近い場所で普段の生活に近い暮らしができるよう支援する。定員は、通い=15人、泊まり=9人。新築1階建ての建物には個室9室、リビングスペース、キッチン、浴室などがある。

オープン2日目には、山陰合同銀行の社員が地域社会への感謝の気持ちを表すために作られた組織「ごうぎん一粒の麦の会」から車いす2台の寄贈があり、近隣の通所サービス利用者と共に式典を行った。

「小規模多機能型居宅介護は、一人暮らしのお年寄りが多いこの地域には最適なサービス。ほかの福祉施設と違い、制約が少ないため24時間必要なケアができる。その代わりに、管理側がしっかりしていないとできないサービスでもある。このエリアを知り尽くした経験豊かな人材が必須」と郁青会理事長の秋山正史さん。このエリアの高齢者の実情に詳しい社会福祉士の岡本敏江さんを所長に迎えた。「ここは地域に密着したところ。誰でも気軽に来てほしい。『まずは相談から』始め、フルサポートで対応する」と岡本さんは利用を呼び掛ける。

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