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倉敷・中庄駅前のケーキ店が屋外テラス新設-かき氷もメニューに

中庄駅前のケーキ店「モア・ガーデン」店主の村上久城さん

中庄駅前のケーキ店「モア・ガーデン」店主の村上久城さん

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 倉敷・中庄駅前のケーキ店「モア・ガーデン」(倉敷市鳥羽、TEL 086-463-6007)が7月、屋外テラスを新設、かき氷の販売を始めた。

岡山産イチゴ「紅ほっぺ」とブラックベリーを使用したかき氷「紅ほっぺちゃん」

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 オープン16年目を迎える同店。屋外テラスの新設に伴い店内のイートインスペースも整備。席数は店内6席、屋外テラス6席の計12席になった。店舗面積は25坪。

 屋外テラスは店舗北側の庭を改装。床はタイル張りで、オレンジ色の大型ルーフで日陰を作る。「夏はケーキよりもかき氷で涼みたくなる季節。屋内だと食べているうちに体が冷え過ぎてしまうという方もいるので、風を感じながら涼んでもらえるよう屋外テラス席を作った。小さい子どもたちも遊べる空間にしたい」と店主の村上久城さん。テラスを囲む庭では、フランボワーズ、木いちご、ブルーベリーなどのフルーツも育てる。

 屋外テラス席のオープンに合わせて販売を始めた季節限定のかき氷は「紅ほっぺちゃん」(400円)、「抹茶ミルク」「ミル金」(以上450円)の3種類。「紅ほっぺちゃん」には「柴田いちご園」(岡山市)の「紅ほっぺ」から作った自家製シロップを使う。「果肉が中心まで赤いので色もきれいに出る」と村上さん。下の層には酸味のある生ブラックベリーを入れ「甘さで始まり爽やかさで終わる」味を目指したという。「抹茶ミルク」には宇治抹茶から作った自家製シロップを使い、練乳、バニラアイス、サイコロ状に切った完熟パイナップルを加える。「ミル金」にはゆであずき、練乳、バニラアイス、玉島産の白桃を氷の間に挟み込む。かき氷以外にも夏向けメニューとして、ブルーマウンテンアイスコーヒーにコーヒーゼリーとアイスクリームを入れたオリジナルドリンク「蔵」(450円)、ジンジャー、ハチミツ、レモンを漬け込んだ「自家製ジンジャーエール」(300円)などの冷たいドリンクを用意する。

 常設のケーキカウンターには、「カマンベール・チーズケーキ」(315円)、「ハートのミルフィユ」「抹茶のムース」「紅ほっぺわらび餅」「ブラックベリーわらび餅」(以上300円)、「紅ほっぺロール」(800円)、「季節のタルト」(12センチ=700円)、「シュークリーム」(100円)などのスイーツを並べる。

 「昨年、農家の方々と知り合いになったのがターニングポイント。スーパーにほとんど出回らないような品種が採れたての状態で手に入るようになり、家族とスタッフ全員がその味に衝撃を受けた。いい素材は使うのが楽しくなる。秋には真備産のクリ『銀寄(ぎんよせ)』を使ったメニューも企画中」と村上さん。「『きせつヲ食べる』が当店のキャッチフレーズ。多くの人に旬の味を味わってほしい」とも。

 営業時間は10時~19時。水曜定休

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