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倉敷市でボーカルユニットimim主催の音楽フェス 災害から1年の恩返し

imimのKoheiさん

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 「まびフェス~真備に音と色と笑顔を~」が6月30日、倉敷市立薗(その)小学校で開かれる。主催は男性ボーカルユニット「imim(いむいむ)」。

imimのKoheiさん

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 imimが倉敷市真備町にやってきたのは、昨年の8月。平成30年7月豪雨で浸水したエリアでボランティア活動をしながら、少しずつ人の集まる場所で歌うようになった。当時は町に色がなかったことが印象に残っているという。

 同イベントは、発災から1年を迎える真備町で、もう一度元気になってもらおうという気持ちと1年の恩返しの気持ちからスタートした。imimのKoheiさんは「梅雨になると不安になることもあると思う。少しでも楽しい時間を共に過ごし、前を向けるように力になりたい」と話す。

 小学校の中庭では、ボランティア団体「きばいやんせ岡山」がドリンク、「みふねや」が台湾焼きそばやスノーアイス、「あがいやんせ」が流れるラーメンを食べる流しラーメンを提供する。そのほか、綿菓子やかき氷、フランクフルト、カレー学校給食、「旅商人」のコーヒーなどを用意している。

 ワークショップブースでは、全労済の飯ごう炊飯を行う「防災カフェ」、「Bridge OKAYAMA」の被災地で使われたブルーシートを再利用し作る「コサージュ作り」、地下足袋の「丸五」(倉敷市茶屋町)の「たび製造体験」を準備している。

 体育館ステージでは、ghostnote(ゴーストノート)のボーカルで総社市出身の大平伸正さん、シンガー・ソングライターのしおんさん、真備東中学校・真備中学校の合同吹奏楽部、imimのライブが行われる。吹奏楽部とimimとのコラボ演奏も予定している。Koheiさんは「両中学校は、直前がテスト期間中だが、カバー曲を一緒に心を込めて届けたい」と意気込む。

 60人の当たりくじのある抽選会を行うほか、自衛隊のキャラクター・陸BOYタクマと陸GIRLユウ、被災時に使われた渡河ボートなど展示なども予定している。

 開催時間は11時~16時。

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