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倉敷のジェラート店に期間限定パフェ 瀬戸内に春呼ぶ「甘夏」トッピングで

山本さんが自宅で収穫した甘夏を使う

山本さんが自宅で収穫した甘夏を使う

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 倉敷・美観地区前のジェラート店「Gelateria(ジェラテリア) 一休」(倉敷市中央2、TEL 086-427-5266)が2月18日から、瀬戸内に春を呼ぶ「甘夏」をトッピングしたパフェを期間・提供日限定で売り出す。

店主の自宅庭先でたわわに実る甘夏

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 倉敷国際ホテルの向かいに店を構える同店。店舗面積は11坪。席数は8席。2013年9月のオープン以来、岡山県産の牛乳を用いたジェラートを自家製で提供している。

 パフェは、派生メニューの一つ。店主の山本雄一郎さんが季節のフルーツや地元産の食材を添えるなどの工夫を凝らしながら、週末を中心に限定メニューとして用意してきた。今回は、ジェラート2種とヨーグルト風味のレアチーズケーキの上に瀬戸内海沿いの温暖なところでよく見られる夏ミカン「甘夏」をトッピング。「春香るレアチーズケーキのパフェ」(800円)として提供する。

 パフェに使う甘夏は、市内南部の海沿い・児島地区にある山本さんの自宅庭先で実を結んだもの。本来の収穫時期にあたる4月~5月には間があり酸味が残るところをいち早く採り入れ、皮をむいた果実は大ぶりのハチミツ漬けに、果汁はグラニュー糖と、バター、卵黄を入れて煮詰めたカード(ジュレ)に、それぞれ加工してトッピングする。

 山本さんは「酸味というなら一般的にはレモンを使うところを工夫。毎年、100個以上の収穫がある甘夏に目を付け、春を先取りするとともに3月のホワイトデーも意識して甘酸っぱい味わいに仕立てた」と話す。

 提供日は2月18日・19日~3月11日・12日の土曜・日曜のみ。提供時間は13時~。ジェラート2種はミルクといちごミルク、バナナミルクから好みで選べる。10食限定。店の営業時間は11時~17時。水曜定休。

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