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倉敷・上半期PV1位はエコハウス「倉敷の家」 廃線車両移設もランクイン

「倉敷の家」のリビングとダイニング

「倉敷の家」のリビングとダイニング

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 今年5月で5周年を迎えた倉敷経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、倉敷木材(倉敷市中島)が設計・施工した住宅「倉敷の家」が一般社団法人パッシブハウス・ジャパン主催のコンペ「エコハウス・アワード 2017」で最優秀賞を受賞したことを伝える記事だった。

「倉敷の家」のリビングとダイニング

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 「倉敷の家」は中国地方初のパッシブハウス認定住宅として2016年11月に完成。同コンペでは、1次審査を通過したノミネート作品17作品の中から選出された。パッシブハウスは独パッシブハウス研究所が規定する性能基準を満たす省エネルギー住宅の呼称で、断熱材や高性能な窓、熱ロスの少ない換気システムなどを駆使し、自然の力を最大限利用するのが特長。断熱性、気密性が非常に高く、真冬も暖房なしで過ごすことができるという。読者の「夏は涼しく冬は暖かい家」への興味の高さが数字に表れた。

 ランキングは、1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 「倉敷の家」がエコハウスアワード最優秀賞に 国内部材使いコスト減実現(4/7)
2. 倉敷の住宅街にカフェ「庭」 広縁のガラス窓から早春の日差し(2/10)
3. 倉敷・玉島にカフェ「マグ」 音楽とアートの発信拠点目指す(1/23)
4. 倉敷の和食店に「大人の遊び場」 定休日の夜を利用、交流の場に(2/7)
5. 倉敷駅前商店街にハワイ風カフェ「マハロ」 モーニングにも注力(1/16)

6. 倉敷・中央病院前に「カフェ シャーク」 家族で運営、ホットサンド主力に(5/9)
7. 新倉敷駅前に「玉島ランチスタンド」 管理栄養士監修の週替わりランチ提供(4/17)
8. 倉敷・下電ホテルが廃線車両をカフェに クラウドファンディングで協力呼び掛け(3/17)
9. 倉敷・えびす商店街に「喫茶 戎町」 地元パン店の姉妹店、モーニングに注力(3/23)
10. 倉敷のカフェが自家製コーラ オリジナルスパイスときび砂糖で(5/12)

 2位以降はカフェをはじめとする飲食店のオープンを伝える記事が独占。5位の「Cafe Bar MaHaLo(マハロ)」、6位の「cafe SHa-K(シャーク)」、9位の「喫茶 戎町(えびすまち)」、16位の「フューチャーヒャクカフェ」など、モーニングに注力するカフェの記事が目立つ。

 8位には、下電ホテルが30年前に廃線となった下津井電鉄線の車両を移設してカフェにすることを目指し、クラウドファンディングサイトで資金を募っていることを伝える記事がランクイン。最終的に204人が支援し、目標金額を上回る約440万円が集まった。移設は秋ごろの予定。

 倉敷経済新聞では下半期も広域倉敷圏の動向をいち早く伝えていきたい。

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