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倉敷・美観地区に「倉敷フクロウの森」 手乗り体験も

「倉敷フクロウの森」スタッフの柴田美香子さんとベンガルワシミミズクの「キング」

「倉敷フクロウの森」スタッフの柴田美香子さんとベンガルワシミミズクの「キング」

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 倉敷・美観地区入り口の土産店「いろはに小路」(倉敷市中央1)3階に8月8日、生きたフクロウと触れ合える施設「倉敷フクロウの森」(TEL 086-423-0515)がオープンした。運営は、倉敷や由布院で土産店などの観光施設を運営するヴェルデ(大分県大分市)。

ハート型の顔を持つチャコモリフクロウの「チャコちゃん」

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 木の枝に止まった状態のフクロウを手で直接なでることができる同施設。施設面積は60平方メートル。フラッシュを使わない写真撮影は許可されており、スタッフに申し出ればグローブを装着して「手乗りフクロウ」を体験することもできる。室温はフクロウにとって快適な20度弱に保たれている。時間制限は設けていない。

 施設内のフクロウは、「アフリカミミズク」「ニュージーランドアオバズク」「ベンガルワシミミズク」など世界各地に生息する12種12羽で、生後1カ月~2歳。映画「ハリーポッター」に登場したフクロウの「ヘドウィグ」「エロール」に相当する種の「カラフトフクロウ」「シロフクロウ」も展示する。フクロウ以外にも、オウムやリスをおりの中で飼育・展示する。

 以前から猛禽(もうきん)類が大好きだったというスタッフの柴田美香子さんは、「予測を超える来場者数に驚いている。小さい子どもだけでなく大人も喜んでくれる。1時間以上滞在するお客さまや3日連続で来場するお客さまもいらっしゃる」と話す。

 「フクロウはおとなしくて優しく、癒やしてくれる存在。怖いと思っている方も多いと思うが、だまされたと思って触れてみてほしい」と来場を呼び掛ける。

 営業時間は9時30分~17時30分。入場料は大人=600円、12歳以下=300円、3歳以下無料。

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