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倉敷で「社外連携」のフォーラム 高梁川流域の産業振興目指す

パネリストの枡野恵也さん

パネリストの枡野恵也さん

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 高梁川流域圏域(倉敷市を含む10市町)の産業振興を目的とする「高梁川流域オープンイノベーションフォーラム」が3月17日、マービーふれあいセンター(倉敷市真備町箭田)で開かれる。主催は倉敷市。

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 オープンイノベーションとは、自社以外の企業・ベンチャー・大学などと連携することにより、自社だけでは解決できない課題を解決し、新しいビジネスモデルや技術革新を生み出そうとする取り組みのこと。同イベントでは、講演やパネルディスカッションを通じてオープンイノベーションの必要性や地方での好事例などを紹介する。

 講演は、日本共創プラットフォーム社長の冨山和彦さんによる基調講演「ローカル経済から日本を甦(よみがえ)らせる」、ノーリツプレシジョン社長の星野達也さんによる講演「オープンイノベーションで切り拓く中小企業の未来」がある。パネルディスカッションは、冨山さんと星野さんに加えて、ソーシャル経済メディア「ニューズピックス」取締役の坂本大典さん、母子健康手帳のデジタル化による付加価値提供に取り組む「そなえ」の森三貴子さん、男性用下着メーカー「TOOT(トゥート)」社長で児島のデニムブランド「ETERNAL」の事業再生などを手がける枡野恵也さんが登壇する。

 枡野さんは「自社の課題を解決したい人、新事業を始めたい人、『この町を変えたい』という志を持っている人など、業種を問わず幅広い人に参加してほしい。新しい一歩を踏み出すヒントや、新しい考え方やビジネスモデルへの種になれば」と呼びかける。

 開催時間は14時30分~17時10分。参加無料。事前申し込みが必要。

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