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倉敷・水島に「空飛ぶクルマ」 次世代産業の可能性に挑戦

空飛ぶクルマ BH216

空飛ぶクルマ BH216

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 倉敷・水島地区を拠点に、航空宇宙産業を核とした新産業の創出などを通して地域の発展を目指す研究会「MASC(マスク)」が今年7月に「空飛ぶ車(eVTOL)」を購入し、現在飛行試験を目指して活動している。

空飛ぶクルマ BH216

 同団体が購入したのは中国Ehang(イーハン)社のEH216。2人乗りだがパイロットは乗らない「無操縦者航空機」で、地上から操縦するか自律飛行する。完全電動なので燃料は使わない。巡航速度は時速130キロメートル、航続距離は30~40キロメートル。同モデルは世界で80台以上販売されているが、国内への輸入は初。瀬戸内海の離島を結ぶ物流手段、人を運ぶタクシーとしての利用などを視野に入れる。

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 桐野宏司理事長は「実際に機体を持つことでさまざまな研究ができる。新しい分野なので航空法上も安全基準などが確立されておらず、試験飛行を行うまでの時間もかかるが、チャレンジしていきたい」と話す。