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倉敷市真備町にドローン教習所 平成30年7月豪雨から新産業を

小型ドローンを手にする小野新太郎社長

小型ドローンを手にする小野新太郎社長

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 ドローン教習所「ドローンビジネスラボラトリー倉敷真備校」(倉敷市真備町有井)が4月11日、開校した。

ドローン操作のデモンストレーション

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 同教習所は、自動車運転教習所などを運営する「モトヤユナイテッド」(倉敷市中島)が初めて開校する。平成30年7月豪雨で被害の大きかった倉敷市真備町にあったホームセンター「ジュンテンドー」隣にある同倉庫を使う。倉庫の天井高は約15メートル。4.8メートルまで浸水した跡が壁に残っている。

 教習コースは、3日間で習得できる「JUIDA認定操縦技能・安全運航管理コース」、活用技能コースとして「測量一般コース」と「空撮映像・クリエイターズコース」を設けた。開校式では、農業用・肥料などの散布のできる「AGRAS MG-1」とプロのカメラマンが使う空撮ドローン「matrice600」を展示。デモンストレーションでは、「inspire2」が上空50メートルまで上昇した。

 同社の小野新太郎社長は「技術を一から教えるノウハウを新産業に生かしたい。全国から真備町へ学びに来てもらいたい。災害や防災にも役に立てるドローンの可能性を真備町で感じてもらえれば」と話す。

 「真備町だからこそ生かせるノウハウがある。今後は倉敷市、医療機関、倉敷芸術科学大学危機管理学科、航空宇宙クラスターMASC(マスク)と連携してAIや5Gなど進歩のスピードの早い業界を真備町の新しい産業として発信していきたい」とも。

 インストラクター資格を持つ講師は現在4人。

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