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岡山・早島町「観光センター」リニューアル 平飼い卵のプリンや県産食材販売も

早島町観光センターの外観

早島町観光センターの外観

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 JR早島駅前の早島町観光センター(早島町前潟、TEL 086-480-1560)がリニューアルオープンして1カ月がたった。

「まちライブラリーで」絵本の読み聞かせをする吉川若菜さん

 同施設は今年9月まで町が運営していたが、10月から民間の指定管理者による運営に移行したことから大幅なリニューアルが施された。運営はキッカワ(倉敷市)。「人々がつながり、ふれあい、共に成長する場所」をコンセプトに掲げ、観光案内にとどまらず、近隣の住民も気軽に訪れて滞在できる空間を目指す。

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 施設内には、イグサ栽培や畳表の生産で栄えた早島の歴史を伝える観光案内コーナーやイグサ製品販売コーナーのほか、県産平飼い鶏の卵を使ったプリン、卵かけご飯などを提供する卵直売カフェ「こひよ」、県産の食品・食材をそろえたセレクトショップ「ひまりや」、ドリンクをテークアウトで提供する「ひまりやレモネード」などを新たにオープンした。

 「ひまりや」店長を務めるキッカワの吉川若菜専務は「弊社社長が早島町民であることもあり、観光客向けにこだわらず、町民同士の交流も生まれるような居心地の良い場所を目指している。地元の人たちが早島を「住みたい街・帰りたい街」と感じられるような、長期的なまちづくりの一端を担っていければ」と話す。

 「地域の子どもたちの居場所作り」もテーマの一つに掲げる。施設内には、駄菓子コーナー「だがしや☆ひまりや」を備えるほか、全国800カ所にある小規模私設図書館「まちライブラリー」も備えており、児童書、絵本、育児関連書を中心にそろえる。けん玉大会など子ども向けイベントの企画も。

 「町内最後の駄菓子屋さんが今年春に閉店してしまい、コロナ禍のイベント中止なども相まって子どもたちの居場所はどんどん少なくなっている。安心して過ごせる場所が少しでも町内に増えれば、かけがえのない思い出ができる。将来、子どもたちが都会に出て社会人になったとしても『子育てするならやっぱり地元がいい』と思ってもらえるような取り組みをしていきたい」と吉川さん。

 開館時間は9時~17時(木曜・金曜は19時まで)。月曜定休。

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