倉敷・美観地区のホテル「アイビースクエア」(倉敷市本町)内にある多目的施設「アイビー学館」で現在、「岡山発地域ドラマ『インディゴの恋人』ドラマ展」が開かれている。主催はNHK岡山放送局。
昨年11月に倉敷を中心とした岡山県内で撮影が行われた同ドラマ。今月末の放送に合わせ、撮影で使われた衣装や小道具、紹介パネル、出演者のサインなどを展示する。ドラマの主人公・原田健二役の新井浩文さんが劇中で加工したダメージジーンズや、ヒロイン・野中みゆき役の美波さんが制作した絵画も展示する。
ドラマは、ジャズピアニストの夢を諦めて倉敷でデニム加工職人として生きる健二と、滞在制作のために倉敷を訪れた画家・みゆきとの出会いをきっかけに展開する。健二の勤めるデニム加工場の社長役に岡田義徳さん、みゆきが滞在制作する美術館の学芸員役に片岡鶴太郎さんが出演し脇を固める。
15日に行われた完成試写会と取材会には、美波さん、ディレクター、プロデューサーが参加し、制作時の思い出を振り返った。画家としても本格的に活動する美波さんはドラマに登場する2枚の絵を描いたが、ディレクターと打ち合わせながら作品の世界観に合わせて絵を描くことの苦労を語った。
開催時間は9時~17時。今月24日まで。入場無料。ドラマの放映はBSプレミアムで今月27日22時~。