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倉敷・曽原で「倉敷帆布」 工場見学会も

工場内で稼働中のシャトル織機

工場内で稼働中のシャトル織機

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 倉敷・曽原の「倉敷帆布・バイストン本店」(倉敷市曽原、TEL 086-485-2112)で現在、「倉敷帆布生地祭り」が開かれている。

バイオ加工で柔らかい風合いを出した8号生地

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 3回目を迎える同イベント。国産帆布生産の約7割を占める同社が、限定生地の販売や工場見学会を行う。

 工場見学会は、約80年前に建てられた工場で、糸の状態から帆布生地が織り上げられる工程を間近で見ることができる約30分間のツアー。現在は生産されていない伝統的なシャトル織機約60台が稼働している。

 店内では、バイオ加工で柔らかい風合いを出した8号生地をはじめとした帆布生地や、普段販売していないB反(傷、汚れのある生地や試作品など)の特価販売を行う。今回初めて「特別出店」として、エニシング(東京都小金井市)の前掛けや前掛け生地、小島染織工業(埼玉県羽生市)の藍染め生地、ポーチ、ブックカバーなども販売する。

 堀和美店長は「今までと異なるものをそろえたので、新しいお客さまにもアピールできるのでは。工場見学は平日にまだ空きがあるので体験してほしい」と来店を呼び掛ける。

 店舗の営業時間は10時~17時。3月27日まで。工場見学会は28日まで(20日・21日は休み)の11時~と14時~で、事前予約制。

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