倉敷市芸文館(倉敷市中央1)前広場で5月17日・18日、クラフトフェア「フィールド オブ クラフト倉敷」が開催される。
9年目を迎える同イベント。「掌(てのひら)から生まれるかたち」をテーマに全国から集まった76組のクラフト作家が、生活者の目線から生み出した手作りの作品を各ブースで展示販売する。作品のジャンルは、陶磁、木工、ガラス、染、織、布、フェルト、金属、革など。昨年は2日間で1万人が来場した。
子ども向けのワークショップ(参加費500円~)コーナーでは、木のおもちゃ作り、ガラスのはんこ作り、革の髪飾り作りなどを用意する。自転車でやってくる昔ながらのスタイルで披露する紙芝居(18日のみ。12時~・15時~)も子どもたちに人気があるという。「他のクラフトフェアと比べて、子どもの来場者が多いのが倉敷の大きな特徴。未来の作り手や使い手となる世代に、自然素材に触れてもらいクラフトの魅力を伝えたい」と、実行委員会広報担当で陶芸作家の十河隆史さん。
食のコーナーには、石窯ピッツァの「MUNCH'S Pizzeria」、ハヤシライス・焼き菓子の「収穫月(みのりづき)」、ジェラートの「徳山牧場アイス工房」などが出店。18日のみ出店する「ダイドコ帖」は、ベーグルサンドやスープを作家の市川孝さんが作った器で提供する。「食ブースの販売数には限りがあるので、お弁当を持ち込んで広場でピクニックをしたり、美観地区の飲食店などを利用して散策したりするのもおすすめ」とも。
現在、公式サイト、フェイスブックページ、ブログなどに各出展作家やワークショップの詳細を掲載しており、イベント当日はツイッターで天気や駐車場などの速報を発信する。
開催時間は10時~17時。