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倉敷駅近くに古民家バル-生パスタは自家製、ワイン文化普及目指す

「古民家バル 旧本藤邸」の外観

「古民家バル 旧本藤邸」の外観

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 倉敷駅近くに8月8日、「古民家バル 旧本藤(ほんどう)邸」(倉敷市鶴形1、TEL 086-486-4101)がオープンした。経営は「二階の割烹(かっぽう) easyスタイル」(同)、「初代 地鶏の星」(阿知)など県内で飲食店5店舗を展開する「日本SS」。

床の間を改装したワインセラー

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 同社の秋田智紀社長が「お手軽に楽しむワイン文化を倉敷に作りたい」という思いを込めて出店。店舗は「最低でも築60年はたっている」という古民家を改装した。カウンター席や個室も備え、大きなガラス張りの窓からライトアップされた庭園が見渡せる造り。店舗面積は38坪で、席数は50席。

 主なメニューは、自家製の生パスタ(950円~)、地元パン店「ムッシュ ド ムスタッシュ」(黒崎)と共同開発したオリジナル熟成生地を使うナポリ風ピザ(1,058円~)など。メーン料理の「丸ごとオマール海老のスパイス焼」「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ」(以上1,706円)は「人気が高い」という。店内奥には床の間を改装したワインセラーを備え、約80種のワインを用意する。

 「雰囲気や料金設定など、月に2~3回でも気軽に来店できるような店作りを心掛けている。できるだけ敷居を低くして、倉敷のワイン文化普及に挑戦していきたい」と秋田社長。

 「お客さまに明日への活力につながる満足感を提供し、再来店いただくことでスタッフの意欲も向上し、さらに良いおもてなしにつながる。こういった社会の好循環の一環を担うことに飲食業の意義を感じている。飲・食・観を通して、お客さまとスタッフが共に楽しく、喜びを分かち合いながら成長していければ」と意欲を見せる。

 営業時間は18時~24時。月曜定休。

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