倉敷・美観地区の複合商業施設「くらしき宵(よい)待ちGARDEN(ガーデン)」内に3月27日、「パーラー 果物小町」(倉敷市中央1、TEL 086-425-7733)がオープンした。運営は、中心市街地のにぎわい創出を目的として同施設の運営管理も手掛ける「倉子城(くらしき)文化サロン」。
県産フルーツを使ったスイーツを提供する同店。店内は大正ロマン風のテーマで統一しており、スタッフのユニホームとエプロンはレトロな和服風のデザイン、家具もアンティークやアンティーク風のものをそろえる。店舗面積は約10坪で、席数は20席。テラスや同施設内の竹林庭園にも席を設ける。
主なメニューは、県産果物を使ったソフトクリーム(350円~)、ロールケーキ(420円)、フルーツパフェ、ジュースなど。ソフトクリームは香料などの添加物を使っておらず、蒜山ジャージーミルクのほか、季節に応じて白桃(4月~10月)、マスカット(4月~11月)、ピオーネ(8月~12月)などを用意する。「シューソフト季節のフルーツ添え」(540円)には、地元ケーキ店「パティスリーオクサリス」(同)がプロデュースしたカスタードを使う。今後、白桃、ピオーネ、イチゴなどの果物を生で提供する予定もあるという。ドリンクは、ブレンドコーヒー、エスプレッソ(以上380円)、カプチーノ、県産の「高梁紅茶」(以上430円)など。メニューは全てテークアウトに対応する。
スタッフのみはるさんは「本物の果物を召し上がっていただけるお店なので、美観地区でのお待ち合わせなどにも利用してほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~18時。火曜定休。