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倉敷で装飾家・能勢聖紅さん25周年記念個展 部屋に彩り添える小品中心に

装飾家・能勢聖紅さんとドライスワッグ

装飾家・能勢聖紅さんとドライスワッグ

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 倉敷駅前のカフェバー「デザートタイム・クラシキ」(倉敷市阿知2、TEL 086-434-3327)で現在、装飾家・能勢聖紅さんの活動25周年を記念した個展が開かれている。

キャンバス

 能勢さんはまだ10代だった1996(平成8)年にデコレーター、ライブペインター、フローリストとして活動を始め、「サマーソニック」「フジロックフェスティバル」などの音楽イベントから「岡山県立美術館」「神田明神」などの文化施設まで、1000以上のイベントでデコレーションを手掛けてきた。今回の個展では、スタンドライト、ペンダントライト、キャンバス、スワッグなど、「ステイホームに彩りを添える」小さな作品約30点を展示販売するほか、これまで装飾を行ったイベントのフライヤーやスケッチブックも展示して25年の実績を振り返る。3月26~28日は能勢さんによる切り花のポップアップショップも開く。

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 能勢さんの実家は46年の歴史を持つライブハウス「ペパーランド」(岡山市)を経営しているため、さまざまな音楽やアートに触れて育った。高校生の時、好きな音楽イベントで大きな絵が飾ってあるのを見て「私の絵も飾らせてほしい」と持ちかけたのが作品発表のきっかけ。高校卒業後は大阪に拠点を移し、作品発表の場を全国へと広げていった。

 自身のターニングポイントに2007(平成19)年の音楽イベント「サマーソニック」と2013(平成25)年の「岡山県立美術館25周年記念展」を挙げる。「サマーソニックは、初めてアートディレクションを務めたことで、好きなアーティストを集めてコラボレーションする楽しみを見出だせた。それまで数百人規模のイベントを手掛けてきた自分にとって、22万人も集まるイベントは貴重な経験となった」と振り返る。「県立美術館の展示は、それまで音楽好きな人にしか見られていなかった自分の作品が、広く一般の目に触れたことが大きい。NHKや新聞にも取り上げられ『作家』として見てもらえるようになった」と話す。

 「若い頃は『失敗しないように』と緊張してやっていたが、今は予期できないことが起きても新しい発想が生まれるきっかけとして楽しむことができる。昨日より今日、今の自分が今までで一番素晴らしい表現ができると信じ、より破壊と創造を重ねていきたい」と今後の展望を語る。

 営業時間は19時~。入場無料。3月28日まで。28日はクロージングパーティーで15時~、入場料=2,000円。

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