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倉敷・美観地区に「倉敷ラーメン」-地元食材ふんだんに

「倉敷らーめん 升家」の店内カウンター

「倉敷らーめん 升家」の店内カウンター

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 倉敷にオープンした新商業施設「奈良萬(ならまん)の小路(こうじ)」内に3月24日、「倉敷らーめん 升家(ますや)」(倉敷市阿知2、TEL 086-427-5225)が出店した。

煮卵、茎ワカメなどが載る「倉敷煮干しらーめん」

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 同施設内の、旧旅館を改装した「奈良萬」に入居する同店。店舗面積は10坪で、席数は17席。

 主なメニューは、豚骨しょうゆスープにストレートの卵麺を使った「倉敷醤油らーめん」(580円)、煮干しを焼いて魚介系の風味を加えた「倉敷煮干しらーめん」(680円)など。地元の素材をふんだんに使っているのが特徴。スープ、メンマ、煮卵などに「とら醤油」(酒津)を使うほか、瀬戸内産の茎ワカメ、倉敷産の青ネギ、ニンニク、ショウガ、タカノツメなどを使う。ギョーザ(350円)も地元の「倉敷ぎょうざ」(藤戸町天城)を提供する。

 倉敷出身の運営会社社長・若林毅さんは「出店までの準備期間が長かったので、メンマ、チャーシュー、スープなどの味を、自宅のキッチンで楽しみながら研究することができた。知人を通じ数百人に試食してもらい完成度を高めた」と自信を見せる。

 店名とロゴの「升」は、若林さんの家業が1883(明治16)年に創業したしょうゆ醸造会社だったことに由来する。「幼いころ、近所で中華そばを食べた時の喜びが原体験として鮮明に残っている。そういった喜びを伝えていきたいという思いがある。地元の人たちに愛される店にしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~23時。

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