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倉敷にカフェバー「アンティカ」-2階にアンティーク雑貨店、店内でライブも

オーナーの川崎士文さん(左)とカフェタイム担当の金田知子さん(右)

オーナーの川崎士文さん(左)とカフェタイム担当の金田知子さん(右)

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 倉敷・美観地区にオープンした新商業施設「奈良萬(ならまん)の小路(こうじ)」内に、「Cafe Bar & Zakka ANTICA(アンティカ)」(倉敷市阿知2、TEL 086-486-1455)がオープンして1カ月が過ぎた。

「季節のチーズケーキ」

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 同施設内の、旧邸宅を改装した「白井邸(しらいてい)」の蔵にあたる木造2階建てに店舗を構える。店舗面積は15坪で、席数は21席。倉敷市出身のオーナー川崎士文さんは、大阪市内で「エスニックカフェ&バー FREE BYRD(フリーバード)」を12年経営しており、地元初出店となる。2階には川崎さんの母親が経営するアンティーク雑貨店「Daisy Store(デイジーストア)」(TEL 086-476-0551)が入る。

 店名はアンティークに由来する造語。「祖父の代から骨董(こっとう)品店を営んでいたのでアンティークに縁がある。店内の食器、テーブル、椅子などもアンティーク」と川崎さん。

 カフェタイムの主なフードメニューは、日替わりの「ランチセット」(1,000円)、「キーマカレー」(800円)、「オムライス」「エビとほうれん草のクリームドリア」(850円)、ケーキセット(800円~)など。ドリンクは、オリジナルの「アンティカブレンドコーヒー」(450円)、「ハーブティー」(500円)、生ビール(600円)、グラスワイン(650円)などを提供。バータイムは、約100種のアルコールを提供し、お酒に合わせたフードメニューも追加する。「できるだけ県内産の食材を使っている。パンは自家製。米は瀬戸内市の祖母が完全無農薬で作ったもの。カフェバーなので昼からアルコールを楽しんだり、夜にコーヒーや紅茶を楽しんだりできる」と川崎さん。

 店内には音楽好きの川崎さんが所有するアナログ・レコードやCDを300枚以上陳列し、リクエストにも応じるという。店舗は防音構造になっており、1カ月に2回のペースで店内ライブを行うほか、秋に開催予定のジャズイベントにも演奏会場として参加する予定だという。

 「ドリンクだけでもいいので気軽に寄ってほしい。雑貨だけを見に来るだけでもいい。地域の方に愛される店を目指している」と川崎さん。

 営業時間は、カフェタイム=11時~18時、バータイム=20時~翌3時(雑貨店はカフェタイムのみ)。火曜定休。

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