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倉敷・児島で女性吹きガラス作家初個展-「ネコ」モチーフの作品も

尾崎加奈さんの色彩豊かなコップ類

尾崎加奈さんの色彩豊かなコップ類

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 倉敷・児島のアートギャラリー「ALAPAAP(アラパープ)」(倉敷市児島唐琴町、TEL 086-470-1515)で現在、吹きガラス作家・尾崎加奈さんの個展「Ozaki Kana first exhibition 『Glass展』」が開かれている。

ふたにネコが載ったキャンディーポット

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 尾崎さんにとって初めての個展。コップ、皿、箸置き、ぐいのみ、フラワーベース、ペーパーウエイト、ヘアゴム、ペンダントトップなど、吹きガラスの手作り感あふれる新作約150点を並べる。

 空間の中心には、色彩豊かなコップ類を展示。「透明感を残しつついろいろな色を取り込むことに挑戦している。食器類は毎日使うものなので、重さや使いやすさに気を配って作っている」と尾崎さん。

 ネコをモチーフにした作品も多数展示する。「ネコは物心ついたころから飼っていたので身近な存在。特に、ふたにネコをあしらった『キャンディーポット』は頑張って作ったのでぜひ見てほしい」

 岡山出身の尾崎さんは倉敷芸術科学大学専門学校を卒業。現在、「吹きガラス工房 Glass Ten Studio」(松江)のスタッフを務める。「そばにあるだけで楽しくなるような作品づくりを心掛けている。手作りなので、同じものでも微妙な違いがある。その中から一番気に入ったものを選んでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は12時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~)。火曜定休。尾崎さんは11月30日在廊予定。同30日まで。

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