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倉敷のフルーツパーラーにランチお目見え 10食限定、十指に余る果物盛り込む

小町の松花堂ランチ(1,500円)。前菜と主菜、水果の全てに果物が入る

小町の松花堂ランチ(1,500円)。前菜と主菜、水果の全てに果物が入る

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 倉敷・美観地区のカフェ「パーラー果物小町」(倉敷市中央1、TEL 086-425-7733)が1月18日、ランチメニューの提供を始めた。

メインのサンドイッチにも果物が

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 「アートと食文化の融合」をコンセプトの一つに掲げる複合商業施設「くらしき宵(よい)待ちGARDEN(ガーデン)」にある同店。店舗面積は約10坪。店内とテラス、同施設内の竹林庭園とギャラリー「清遊庵」に合わせて約50席を設ける。

 現在、提供しているのは冬季限定「小町の松花堂ランチ」(1,500円)。井桁状の区切りが入ったふた付きの弁当箱に9種類の料理が入る前菜盛り合わせと主菜(サンドイッチとスープ)、水果(デザート、今回は「ミニパフェ」)に、コーヒーまたは紅茶が付く。

 同メニューの特徴は、前菜と主菜、水果の全てに果物が入るところ。2015年のオープン以来、果物の生産が盛んな岡山県でも珍しいフルーツパーラーとして、主に県産果実を使うスイーツを提供してきた経験や技術、知識をランチにも採り入れた。

 1人前に入る果物の一例は、デコポンと文旦、ユズ、イチゴ2種、あたご柿、干し柿、晩三吉梨、陸奥りんご、コールマンぶどう、ゴールドパイン、キウイ、黒オリーブ、ドライマンゴーなど。肉や魚、乳製品、野菜などと組み合わせることで洋の東西を問わない一品に仕立てている。果物のみならず食材にはできるだけ県産の品を使うといい、「おかやま和牛」「美星豚」「下津井タコ」「日生産カキ」「連島レンコン」といったブランド食材の名前も見える。

 「ランチは、スイーツと同様に季節や仕入れによって少しずつ内容を変えながら提供していく」と同店担当者。「倉敷が培ってきた文化の一端を食の面からアピールできる内容。盛り付けの妙味や店内のしつらえとともに目と舌で味わってほしい」と呼び掛ける。

 提供時間は11時~14時。限定10食。予約も受け付ける。営業時間は10時~18時。月曜定休。

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