倉敷・美観地区の複合商業施設「林源十郎商店」(倉敷市阿知2、TEL 086-423-6080)が8月に発売した「林源十郎商店オリジナルてぬぐい」が話題になっている。
生地に倉敷の特産品が描かれた同商品。倉敷を拠点に活動する消しゴムはんこ作家・版画holic(はんがホリック)さんが制作した「倉敷名物はんこ」をもとに、同施設を運営管理する「暮らしき編集部」が企画・デザインした。
描かれているのは、和菓子「むらすずめ」、工芸品「倉敷ガラス」「倉敷はりこ」「倉敷いぐさ」、祭りの面「素隠居(すいんきょ)」、地酒「荒走り」、食の特産品「連島レンコン」「マスカット」「ぶっかけうどん」「ままかり寿司」「下津井タコ」など「倉敷っぽいもの」11種。版画holicさんは「倉敷が大好きなので、原物になるべく忠実に、渋さにこだわって掘った。素材を作ったのは自分だが、手拭いのデザインは林源十郎商店。おしゃれな手拭いにしてもらってうれしい。倉敷の特産品を多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と話す。
同編集部代表の辻信行さんは「今後も種類を増やしていく予定。特産品だけでなく、倉敷にゆかりのある人物もデザインに取り入れたい」と話す。
デザインは3種用意する。価格は945円。同施設2階の「倉敷生活デザインミュージアム・2Fミュージアムショップ」で販売している。営業時間は10時~18時。月曜定休。