
内外装をデニムで装飾したVOLVO(ボルボ)のコンセプトトラック「BLUE BLOOD(ブルーブラッド)」が現在、倉敷アイビースクエア(倉敷市本町)で展示されている。
同トラックは、デニムメーカー「青木被服」(井原市)とボルボ・トラック正規ディーラー「キャリオン」(岡山市)が共同で制作した。
青木被服の専務で服飾デザイナーの青木俊樹さんがデザインを担当。外装には刺しゅうを施した特注のブラックダメージデニムと、藍色の箔(はく)を施した豚革「ブループラズマレザー」を組み合わせてラッピングし、岩肌を流れる「藍色の血脈」を表現した。社内のシートやベッドにも「ブループラズマレザー」を使い高級感を演出する。
キャリオンの應本一樹社長は「ドライバーにとっても、見る人にとっても飽きないデザインで満足している。このコンセプトトラックを通じて、ボルボのトラック、岡山・倉敷・井原の街のことを国内外のトラックドライバーに伝えたい」と話す。
青木さんは「今にも動き出しそうな躍動感のあるものに仕上がった。若い世代の方にも見てもらいたい。『岡山デニムでこんなこともできるのか』と、技術やカッコ良さを感じてもらえれば」と話す。
展示は8月26日まで。