イルミネーションイベント「くらしき きらめきのみち」が現在、倉敷駅周辺の4カ所で開催されている。
倉敷みらい公園、JR倉敷駅北ペデストリアンデッキ、あちてらす倉敷、阿知2丁目広場の4エリアを会場に、約18万球のLEDを使って一帯を彩る。
倉敷みらい公園のテーマは「灯(あか)りで色づく北欧の杜(もり)」。北欧の森をイメージし、足元や樹木をイルミネーションで装飾して雪を表現するほか、雪山をイメージしたイルミネーションツリーを設置する。
JR倉敷駅北ペデストリアンデッキとアンデルセン広場は「空に広がるオーロラの光」がテーマ。時計台をオーロラカラーでライトアップするほか、周辺の樹木を装飾する。「ピンクリボン(乳がん検診受診啓発)」や「オレンジリボン(児童虐待防止運動)」などの啓発活動に合わせた色のライトアップも期間中に行う。
あちてらす倉敷は「藤色に揺れる和の並木」をテーマに、市花の藤(フジ)をイメージした紫色のイルミネーションを展開。阿知2丁目広場は「伝統が灯(とも)る幻想のひととき」をテーマに、地面に和の伝統色を基調としたデザインを投影するほか、障子形のオブジェをスクリーンにしたプロジェクションマッピングも行う。
同市まちづくり推進課の早乗周治さんは「全体のテーマは『やさしい光』なので、非日常的な演出で癒やしを届けたい。倉敷みらい公園から、『日本夜景遺産』にも選ばれている美観地区まで、夜の倉敷を回遊して楽しんでほしい」と話す。
点灯時間は17時~22時(阿知2丁目広場は21時まで)。2026年2月1日まで。