倉敷・美観地区の観光案内所「倉敷館」(倉敷市中央1、TEL 086-422-0542)で12月20日、くらしき作陽大学の学生らによる「倉敷館コンサート」の最終公演が行われる。
NHK連続テレビ小説「カーネーション」のロケにも使われた「倉敷館」
「倉敷の夜ににぎわいを」と、倉敷市、くらしき作陽大学、倉敷観光コンベンションビューローが連携し、2010年から行っている同コンサート。今年は10月5日から毎週木曜に開催。最終公演はペガサスキャンドル(西阿知町)の協力で会場をキャンドル装飾。「クリスマスバージョン」として、キャンドルの明かりの中で演奏する。
演奏者は長坂拓己さん(バイオリン)と能登泰輝さん(ピアノ)。「クリスマスソングメドレー(きよしこの夜、牧人羊を、JOY to the world)」、「シシリエンヌ」(パラディス)、「バイオリンソナタ第一番『雨の歌』より 第一楽章」(ブラームス)、「霧島」「エトピリカ」(葉加瀬太郎さん)などを演奏する。
会場の「倉敷館」は大正6(1917)年に町役場として建築された木造2階建ての擬洋風の建物で国の登録有形文化財。2011年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」では岸和田郵便局として撮影に使われた。
同市観光課の西村将典さんは「ペガサスキャンドルさんの美しいキャンドルの明かりの中で、クリスマスの美しい音楽を楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は18時~18時30分。入場無料。定員50人。