倉敷駅前に3月8日、カフェバー「デザートタイム・クラシキ」（倉敷市阿知2、TEL 086-434-3327）がオープンした。出店場所は数年前に閉店した「ゲームプラザ・ベスト」跡。

ソファが並ぶ「デザートタイム・クラシキ」の店内

　水パイプで吸うフレーバー付きの水タバコ「シーシャ」を主力にする同店。店舗面積は60平方メートル、席数は20席。

　倉敷出身の店主・大石洋一さんは通常のタバコを吸わない「非喫煙者」だが、数年前に知り合いの店で試したシーシャに感動。東京や大阪のシーシャバーを訪れながら、地元に出店する計画を練り上げた。飲食業界で8年の経験を持ち、広告デザインやアパレルの企画デザインなどにも携わってきた大石さん。店舗のデザインも自身で手掛けた。

　主なシーシャのメニューは「ゴルデンラヤリナ」（1,500円）、「ブルーレーベル」（1,000円）、ニコチン、タールを含まない「ハイドロハーバル」（1,200円）、「シアゾ スチームストーン」など。それぞれの銘柄にブルーベリー、チョコレート、ストロベリー、マンゴーなどのフルーツ系フレーバーを用意する。フードメニューは、「SHOTAのカレー」（800円）、「フライドチキン」「ホットサンド」「オイルサーディン」（以上700円）、「フライドポテト」（400円）など、ドリンクは生ビール、焼酎、ワイン、ウイスキー、カクテル（以上600円～）、ソフトドリンク（400円）などを取りそろえる。

「シーシャは1ショットで1時間ぐらい楽しめる。ニコチンやタールなどのタバコ成分を含まないものもあるので、非喫煙者にもアロマ感覚で勧められる。人気が高いのはアップル、ブルーベリー、ミント。アップルとミントを合わせてカクテル的な楽しみ方もできる」と大石さん。

　「生活の慌ただしさから少し離れて、ゆっくりとした時間を過ごしてもらいたい。若い人だけでなく、地元のおじいちゃんやおばあちゃんが、昼間からコーヒーを飲みながらシーシャを吸ってくつろげるような店にしたい」とも。

　営業時間は14時～明朝。