JR倉敷駅・北口側に位置する「倉敷みらい公園」(倉敷市寿町)で10月19日・20日、高梁川流域の食と文化をアピールするイベント「高梁川マルシェ」が行われる。
4回目を迎える同イベント。倉敷市を含む岡山県西部を南北に流れる一級河川・高梁川の流域で生まれた食と文化をテーマに地元企業や工芸作家がブースを並べる。これまで美観地区の老舗ホテル「アイビースクエア」の中庭広場で行われており、同公園での開催は初めて。出店数も前回の23店から34店に増えた。
「食」のコーナーには、新見市で育てられた千屋牛の肉やヤギのチーズ、県産の果物や野菜を使ったジュース、ワイン、パン、ピザ、ホットドッグ、スイーツなど17ブースが出店。「生活雑貨」のコーナーには、高梁川流域の土を使った陶器、吹きガラス作品、木工品、デニム雑貨、革製品などの17ブースが出店。地元の天然素材を使った製品、手作りの工芸品などを中心に展示販売する。一部のブースでは、オリジナル時計作り、オリジナルマグカップづくり、フェルトを使ったアクセサリー作りなどのワークショップも行う。
イベントステージでは、くらしき作陽大学の学生による筝曲演奏や劇団公演、地元ミュージシャンによるアイリッシュ音楽やジャズ演奏を行う。
「高梁川の豊かな水の恵みによって作られた生産物や、そこで暮らす人によって作られた生活雑貨を通じて、地域文化の豊かさと一体感を感じてほしい」と主催者。
開催時間は10時~19時(20日は16時まで)。入場無料。