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倉敷アイビースクエアで「高梁川マルシェ」-23店が食と文化アピール

「高梁川マルシェ」の様子(前回)

「高梁川マルシェ」の様子(前回)

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 倉敷・美観地区の老舗ホテル「アイビースクエア」(倉敷市本町)の中庭広場で3月23日・24日、高梁川流域の食と文化をアピールするイベント「高梁川マルシェ」が行われる。

夜のアイビースクエアにジャズが響く(前回)

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 昨年2月・9月に続き3回目を迎える同イベント。倉敷市を含む岡山県西部を流れる高梁川の流域で生まれた食材、料理、加工品、工芸作品などを並べ、「食」と「暮らし」をテーマにマルシェ(市場)を展開する。

 出店数は23店。「食」のブースには高梁川流域の素材を使った焼き菓子、ワイン、米、野菜、みそ、しょうゆ、地ビールなどを、「暮らし」のブースには生活雑貨、花、デニム、ガラス、木工家具、ガラス、陶器などを並べる。今回は「食」のディレクターにイタリアンレストラン「Ristorante Terada」(岡山市北区)オーナーシェフの寺田真紀夫さんとフレンチレストラン「瀬戸山荘」(岡山市東区)オーナーシェフの菅生ななさん、「暮らし」のディレクターに婦人服ブランド「gokan」(広江)代表の遠藤洋治さんとガラス工芸家の水口智貴さん(同)を迎え、「出店内容や展示方法に磨きをかけた」(実行委員会事務局の岡野智博さん)という。

 今回から、地元大学との連携を強化したのも特徴。くらしき作陽大学は、音楽学部生によるライブ演奏、子ども教育学部生による人形劇、食文化学部生とディレクターの寺田さんによる「出店者の食材を使ったフードメニュー」の共同開発や当日の販売支援に携わり、倉敷芸術科学大学は、イベントのホームページ制作、当日の映像記録撮影などに携わる。

 夜は「ナイトマルシェ」と名付け、「New Orleans Jazz Band with マキ凛花」によるライブ演奏、「ナイトマルシェ特製オードブルセット」(3,000円)の提供などを予定。

 岡野さんは「高梁川流域に関わる食品や商品に触れることで日々の生活に新しい気付きをもたらし、流域コミュニティーの活性化につなげたい。どの時間帯でも楽しめる内容なので、ぜひ足を運んでほしい。特に夜のアイビースクエアはおすすめ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時~17時(24日は15時まで)、18時~20時30分(23日のみ)。入場無料。

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