倉敷・美観地区の老舗ホテル「アイビースクエア」（倉敷市本町）内にある「愛美工房展示室」（TEL 086-424-0517）で現在、婦人服メーカー「五感」（倉敷市広江2）の展示販売イベント「五感の服展」が開かれている。

「五感」の服ってどんな服？

　秋冬の新作を中心に400点以上の衣料品を展示販売。展示するのはオーガニックコットンを使った伸縮性の高い綿シフォンのシャツ、藍染めのワンピース、コート、帽子など。スカーフリング、財布、小銭入れ、泥染めのバッグなどの小物も取りそろえる。

　同メーカー社長の遠藤洋治さんは「大人の女性の五感に優しく語りかけるような、ゆったりとした服を国内生産にこだわって作っている。大量生産向きではない、ヨーロッパのコレクションメーカーが好むような質の高い国産生地を、産地まで足を運び直接買い付け、裁断・縫製・仕上げを倉敷市内で行っている」と話す。製品は問屋を介さず、100店以上のブティックやギャラリーと直接取引。「北海道から沖縄まで行商スタイルで営業し、車は年間5万キロ以上走る」という。

　「常に全国を売り歩いているので休みはないが、仕事が趣味なので苦にならない。2番目の趣味は沖縄での素潜り」とも。

　開催時間は9時～17時30分。10月14日まで。