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倉敷で「国際ふれあい広場」-食・パフォーマンス通じて多文化共生に理解を

過去の「国際ふれあい広場」の様子

過去の「国際ふれあい広場」の様子

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 倉敷市芸文館(倉敷市中央1、TEL 086-434-0400)で10月21日、「倉敷国際ふれあい広場」が開催される。

過去にはベリーダンスのパフォーマンスも

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 多文化共生に理解を求め、1990年から毎年開催している同イベント。倉敷市の国際関係団体や地元在住外国人などによるサークル、国際交流に興味のある有志で構成された実行委員が、地元で募集したボランティアと共に企画・運営する。昨年は9000人が来場した。

 今回のテーマは「異なる文化を認め合いともに楽しむフェスティバル」。世界の中の日本、日本の中の世界を感じられる「国際理解・貢献コーナー」や、各国の舞踊や民族楽器演奏を楽しめる「パフォーマンス」、民族衣装の展示・試着、行政書士による「外国人何でも相談センター」などの、さまざまな文化体験・交流型プログラムを展開する。

 世界の料理を提供する「フードコート」では、10カ国以上の料理が立ち並ぶ。主なメニューは、マレーシアの「ナシゴレン」「野菜カレー」、ベルギーの「ワッフル」「牛肉のビール煮込み」、ペルーの「トルティージャ」、フィリピンの餅菓子「プト」「スマン」など。今年からは環境に配慮し、リユース食器を利用する。

  「今年の試みとして、会場を『異文化体験』『国際理解』『食べ物』というようにゾーン分けし、来場者が効率的に興味あるところへ行けるようにした。4地点を回った参加者に記念品を進呈するスタンプラリーでは、各地点に近隣在住の外国人ボランティアがスタンバイし、来場者が交流できるような形をとった」と実行委員の上西隆全さん。「今年は実行委員会自体の改革も行い、メンバーも公募した。新たに学生や一般社会人が加わったことにより、新しいアイデアが出てきて、いいイベント作りができたと思う」とも。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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