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持ち込み画像をTシャツとトートバッグに 倉敷・児島でワークショップ

オリジナル画像をプリントしたトートバッグの裏側

オリジナル画像をプリントしたトートバッグの裏側

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 オリジナルTシャツとトートバッグを作るワークショップが現在、倉敷の作業服メーカー「小倉屋(こくらや)」(倉敷市柳田町、TEL 086-473-3688)で開かれている。

トートバッグの表側

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 ワークショップでは、参加者が用意した写真や自作アート作品の画像データを、業務用デジタルインクジェットプリンターで綿100%の半袖Tシャツと規格外品の半袖ポロシャツにプリントする。乾燥の工程を経て完成したTシャツは持ち帰ることができ、ポロシャツはトートバッグにトランスフォーム(形を変えて加工)したものが後日届く。トートバッグのサイズは幅約50センチ、高さ約42センチ。

 ポロシャツを使ったトートバッグを企画した同社生産管理課長の田中由紀さんは「環境保全のために規格外品でもできるだけ廃棄せずアップサイクルしていく取り組みの中で生まれた。最初は自宅のミシンで試作した」と振り返る。

 「インクジェットプリンターは従来のシルクスクリーンと比べて環境への負担も少なく、多色印刷に向いており、生地の質感も失われない特長がある。ワークウエアの会社なので工場や企業向けの取引が多いが、ワークショップを通じて地域の人たちにも当社のことを知ってもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~16時。所要時間は約1時間。日曜定休。予約制で、参加費は1万1,000円(先着5人無料)。4月12日まで。

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