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倉敷・中庄駅前にイタリアン新店-ラーメン店主、業態転換で原点に

「MERRY'S BAR」のカウンター席

「MERRY'S BAR」のカウンター席

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 倉敷・中庄駅前にイタリア料理店「MERRY'S BAR(メリーズバー)」(倉敷市鳥羽、TEL 086-464-0966)がオープンして1カ月が過ぎた。出店場所は今年2月に閉店したラーメン店「へてのや」跡。

生クリームを使わない「ローマ風カルボナーラ」

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 3月22日にオープンした同店。「へてのや」店主の目黒忠明さんが、「気軽な雰囲気で食べる本格イタリアン」をコンセプトに業態転換を図った。店舗面積は10坪で、席数は13席。

 業態転換の理由について、「日中は実家の農業が忙しいので夜に重点を置いた店にしたかった」と話す目黒さん。12年間ラーメン店を営業してきたが、その前は約4年間イタリア料理に携わっていた経験を持つことから「原点回帰」になる。

 主なメニューは、生クリームを使わない「ローマ風カルボナーラスパゲティ」(690円)をはじめ、「マルゲリータ」(740円)「クワトロフォルマッジョ」などのピッツァ、「牛ロースのタリアータ」(990円)、「スペアリブのトマト煮込み」(890円)など。ドリンクは、ワイン、サングリア、リキュール、カクテルなどを幅広く取りそろえる。「本場に忠実なイタリア料理を目指しているので、ピッツァ用のタバスコは置かず、しょうゆを使った和風パスタなどもメニューに入れていない」という。

 「ラフな服装でも気軽に入れるような雰囲気の店づくりを心掛けている。料理についてはこれからも研究を重ねて自分のレベルを上げていきたい」とも。

 営業時間は17時~22時30分(ラストオーダー)。月曜定休。5月中旬からランチ営業も始める予定。

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