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倉敷・美観地区路地に複合施設「宵待ちガーデン」 夜のにぎわい創出へ

オープニング記念コンサートの様子

オープニング記念コンサートの様子

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 倉敷・美観地区に3月27日、食とアートの複合施設「くらしき宵(よい)待ちGARDEN(ガーデン)」がオープンした。場所は日本郷土玩具館の裏路地。運営は、中心市街地のにぎわい創出を目的に設立された「倉子城(くらしき)文化サロン」。

ライトアップされた竹林庭園

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 木造2階建ての町家風建物(延べ約180平方メートル)と竹林庭園から成る同施設。かつて竹の生い茂る空き家があった路地裏の敷地を整備したもので、総面積は約985平方メートル。敷地内に自生していた1500本の竹は700本に絞り、小川の流れる散策路付きの竹林庭園として整備した。伐採した竹は同施設を囲む外壁の資材として利用している。竹林庭園は一般開放しており、日没から閉門時間までライトアップする。

 「アートと食文化の融合」をコンセプトの一つに掲げ、建物内には「イタリア料理 星のヒカリ」、県産フルーツを使ったスイーツを提供する「パーラー 果物小町」、文化交流スペース「町家Salon(サロン)&Gallery(ギャラリー) 清遊庵(せいゆうあん)」が入居する。建物と竹林の間には野外催事場を配し、不定期で音楽イベントなどを開く予定。

 同社企画担当者は「美観地区には夕方以降に楽しめるスポットが少ないので、当施設が夜のにぎわいづくりと滞在型観光の推進に貢献できれば」と話す。

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