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倉敷で初の飲み歩きイベント「ハレノミーノ・クラシキ」-70店参加

「ダナドゥア」店主で実行委員長の松下さん

「ダナドゥア」店主で実行委員長の松下さん

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 倉敷駅前一帯の飲食店で6月24日、飲み歩きイベント「ハレノミーノ・クラシキ」が開催される。

「ハレノミーノ・クラシキ」のポスター

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 「飲食店同士が協力して、地域の活性化につなげたい」と、倉敷駅周辺一帯の飲食店店主らが企画した「バルイベント」。バルイベントとは、参加店舗をスペイン語で「気軽に立ち寄れるカジュアルな飲食店」のバルに見立て、共通チケットを使って飲み歩くイベントで、2004年の「函館西部地区バル街」が発祥。

 県内では2010年から岡山駅周辺で毎年2回、「ハレノミーノ」が行われていることから、実行委員に相談を持ち掛け、システムなどを参考にさせてもらったという。イベント名についても同様に、岡山県の愛称「晴れの国」に由来する「ハレノミーノ」とし、「ハレノミーノ・クラシキ」と命名。運営は倉敷周辺の飲食店店主らが手掛けるが、イベント名とロゴを共通化することで「ハレノミーノ=岡山県のバルイベント」というブランディング効果を見込む。

 参加店舗は70店以上。5枚つづりのハレノミーノ専用回数券(前売り3,500円、当日4,000円)を購入し、1枚につき700円(当日800円)のチケットを参加店で使うシステム。各店舗は独自の飲み物1杯と料理1皿を提供する。当日中に使い切れなかったチケットは、イベント翌日から7月1日まで、700円分の金券として「あとノミーノ」参加店舗で使える。ネットでの予約も順調で、詳しいシステムの説明を求める電話の問い合わせも多いという。

 「『飲み歩き』と聞くと、バーをはしごするイメージが先行しがちだが、ノンアルコール飲料も用意し、多ジャンルの飲食店の料理が楽しめる。お酒を飲まない方やお子さま連れでも安心して楽しめるイベント」と、ダイニング&バー「ダナドゥア」(鶴形)店主で同イベント実行委員長の松下知寛さん。「当イベントを通じて、新しい店を発見するなど、気になっていたけど入ったことがなかった店にも気軽に入ってほしい」とも。

 開催時間は14時~24時(一部参加店により異なる)。参加店リストと地図はホームページで確認できる。

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