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早島の生活介護事業所「ぬか」6周年祭 マルシェや映画上映会

プラ板の指輪制作を得意とするしょうへいくん(左)と「ぬか」代表の中野厚志さん

プラ板の指輪制作を得意とするしょうへいくん(左)と「ぬか」代表の中野厚志さん

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 早島町の生活介護事業所「ぬか つくるとこ」(早島町早島、TEL 086-482-0002)の6周年記念イベント「ぬかよろこび+映画『ナイトクルージング』上映会」が12月22日、多目的文化施設「いかしの舎」(同)で開かれる。

築100年超の蔵を改装した「ぬか つくるとこ」の様子

 映画「ナイトクルージング」(2018年、144分)は、生まれながら全盲の加藤秀幸さんがSFアクション映画を制作する姿を追ったドキュメンタリー映画。監督は、主にCM、PV、テレビ番組などを演出する佐々木誠さんで、「インナービジョン」(2013年)、「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」(2015年)など、マジョリティとマイノリティの境界線に焦点を当てた作品を多く手掛ける。当日は上映後に約60分のトークイベントも行う。

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 同事業所は、アートを積極的に活用し、個人のこだわりや個性を魅力と捉えて伸ばしていくことに注力しているのが特徴。事業所名は「ぬか床」に由来しており、一見価値がないように見えるものでも角度を変えてみることで魅力がゆっくりと時間をかけて育っていくイメージを込めた。利用者を「ぬかびとさん」、外から訪れる人たちを「まぜびとさん」と呼び、事業所内外の交流にも注力する。

 イベント会場では、ぬかびとさんによるワークショップやマルシェも開催。読書家の戸田さんが「ちょっと気になる一言」を直筆でつづったおみくじを引ける「とだのま」、名付け名人のまきちゃんに自由な発想で新しいニックネームを授けてもらえる「命名まきちゃん」などのワークショップや、「hug2(ハグハグ)」の革雑貨、「つるかめ屋」のオリジナル衣服・雑貨、「畦陶舎(うねとうや)」の陶器などの展示販売も。

 中野厚志代表は「アートは表現活動なので、なにかを作ることだけではなく、何もしないことも表現の一つ。ぬかびとさんたちが楽しみながら自由にやりたいことをやっているから、面白いことが生まれてくる」と話す。

 「『障がい』とは障がい者のことではなくて、健常者との間にある壁のことだと思う。この壁をなくしていくために福祉という枠にとどまらず、一般のイベントなどにも積極的に参加して認知度を上げていきたい」とも。

 上映会と監督トークは13時~16時40分。料金は、一般=1,500円、12~22歳=1,000円、小学生以下無料。マルシェとワークショップは11時~15時。入場無料。

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