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倉敷・福井に猫飼育専用メゾネット 猫カフェ店主がプロデュース

キャットウオーク付きの壁

キャットウオーク付きの壁

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 猫飼育者向け集合住宅「キャットアパートメント Chat orange(シャ・オランジュ)」(倉敷市福井)が7月、倉敷の住宅街に完成した。

猫専用ドア

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 美観地区近くの猫カフェ「美観neko(みかんねこ)」(中央、TEL 090-2804-1299)の店主・山田まゆみさんがプロデュース・運営する。猫好きの客らと交流する中で、猫を飼育できる賃貸物件が少ないという悩みを聞くことが多かったことから同住宅を企画した。「ペット可の物件でも猫は不可だったり、飼っていい場合でも1匹までと制限されたりするケースが多い。飼い主にとっても猫にとっても暮らしやすい住居を提供したかった」と山田さん。2棟全8戸で、部屋は2階層のメゾネットタイプ。間取りは3LDKで、面積は80平方メートル。

 壁にはキャットウオーク、各部屋のドアには猫専用ドア、猫用トイレスペースには消臭機能を持つ壁材と換気扇、リビングには外出先からもアクセスできるペットカメラ、1階にはベランダを設置せず、玄関は二重ドアにするなど、一般住宅にはない工夫を凝らした。

 猫は3匹までで、それ以上は相談に応じる。野良猫の不妊・去勢手術や里親探しに取り組む「倉敷地域ねこ活動をすすめる会(くらねこ)」とも連携し、保護した猫の紹介も行う。「出張や旅行をする入居者向けに、ペットシッターのオプションサービスも提供したい」と山田さん。

 賃料は9万8,000円~。問い合わせは「美観neko」で受け付ける。7月24日・25日は一般向けの完成見学会を行う。見学会の開催時間は10時30分~15時。

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