今年で開園50周年を迎える遊園地「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」(倉敷市下津井吹上、TEL 086-473-5111)が7月、「昆虫食」の自動販売機を設置した。
昆虫食は、イナゴ、バッタ、サソリ、コオロギなどの昆虫や幼虫を加熱処理して乾燥し、塩で味付けした食品。同園では4月から、園内ショップで昆虫食約10種(1,200円~)をはじめタガメエキス入りのドリンク「タガメサイダー」、フタホシコオロギをトッピングしたソフトクリーム「昆虫ソフト」(以上500円)などを販売してきたが、来園客に好評だったことから自販機での販売も決めた。
自販機で販売する昆虫食は、イナゴ、アリの卵(以上1,300円)、バンブーワーム(1,500円)、タガメサイダー(500円)など。フタホシコオロギ、幼虫ミックス、ジャマイカンフィールドコオロギのいずれかがランダムで出てくる「お楽しみコーナー」(1,200円)を用意してエンターテイメント性を高めた。自販機は当たりくじ付きで、当選者には「昆虫ソフト」を進呈する。
ショップ担当の荒木沙紀さんは「老若男女を問わず興味を持ってくれている。親世代のお客さまは純粋な好奇心から購入し、若者はゲーム感覚でキャーキャー叫びながら食べている。人気が高いのはフタホシコオロギ、幼虫ミックス、タガメサイダー。カラッと揚がっていてクセがないので、食べたことがない人もぜひ試してほしい」と話す。
同遊園地の営業時間は日にちにより異なる。入園料は、中学生以上=3,800円、小学生=3,200円、3才以上と55才以上=2,500円。