「塩麺 みずき」(倉敷市林)が、郷内地区の県道21号岡山児島線沿いにオープンして2カ月がたった。
2月22日にオープンした同店。店舗面積は約20坪。席数は21席。鶏と豚を合わせたスープの塩ラーメンを主力とする。
ラーメンメニューは、あっさりの「鶏豚塩清湯(とりぶたしおちんたん)」、こってりの「鶏豚塩白湯(とりぶたしおぱいたん)」(以上850円)で、麺の量は1.5玉(追加100円)、2玉(同200円)も選べる。追加トッピングは、チャーシュー(200円)、塩味玉(150円)、メンマ、青ネギ、白髪ネギ(100円)などを用意する。ご飯系メニューは「チャーシュー丼」(600円)を用意する。
店主・柴田大介さんは昨年末まで会社員だったが、自分の生まれ育った地区で飲食店開業の夢をかなえた。「濃いだしが取れる老鶏(ろうけい)を使っているが、準備期間中に養鶏業界で鳥インフルエンザが発生した影響も受け、納得のいくスープができるまで3、4年かかった」と振り返る。塩は地元の下津井電鉄とナイカイ塩業が共同開発した「塩田王 野崎家の塩」を使う。
柴田さんは「お客さまの声に耳を傾けながら少しずつ改善している。長く続けていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~14時。水曜定休。