
模型作品展「おかホビ 2025」が10月11日・12日、玉島市民交流センター(倉敷市玉島阿賀崎1)で開かれる。
岡山のモデラー(プラモデル制作者)による団体「H.I.P(ヒップ)」が主催する恒例イベントで、2年ぶり13回目の開催となる。全国各地から約200人のモデラーが参加し、アニメのキャラクター、戦車、艦船、飛行機、自動車など幅広いジャンルの作品約2000点を展示する。展示スペースは過去最大規模となる750平方メートル。
アニメ「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」の放映40周年を記念した特別企画「Zガンダムチャレンジ100」では、参加者が制作したZガンダムのプラモデル100機を集め、戦艦「アーガマ」(100分の1スケール、全長約4メートル)と共に展示する。人が着用できるタイプのモビルスーツ「百式」と「Zガンダム」も来場する予定。
複数のモデラーたちが合作したジオラマ作品の展示コーナーや、「艦隊これくしょん」「スターウォーズ」をテーマごとにまとめた展示コーナーも設ける。
「H.I.P」代表の伊賀健一さんは「自分自身の作品を発表する場としてだけでなく、SNSでつながっていた各地のモデラー同士が対面で交流できる場でもある」と話す。「モデラーの技術も上がっているので見応えもアップしている。近年はサブカルがオタクだけの世界ではなくなっているので、幅広い層の人たちにワクワクするものを見つけてもらえれば」とも。
開催時間は、11日=12時~17時、12日=11時~16時。入場無料。