倉敷市本町の特産品販売店「倉敷名産館」(倉敷市本町、TEL 086-422-2997)が1月9日、リニューアルオープンした。
1860年創業の老舗「とら醤油(しょうゆ)」(酒津)のしょうゆや調味料を中心に、地元の特産品を販売する同店。1970年代初頭に現店主・古和佳祐さんの祖母が民芸品店として創業し、その後は叔父と叔母が引き継いで数十年間切り盛りしていたが、叔父と叔母が相次いで他界したことをきっかけに2024年夏から一時閉店していた。
倉敷出身の古和さんは京都で会社員として働いていたが、「小学生の頃から接客を手伝った思い出もある、自分を育ててくれた大切な場所を守り続けたい」と、継承を決意して昨年帰郷。壁塗りなどの内装作業を自ら行い、大幅なリニューアルを経て営業再開を果たした。店舗面積は約25平方メートル。
店内には、とら醤油の「倉敷」(1,230円)、「ハイゴールド」(1,050円)、「別選」(730円)、「黄ニラしょうゆ」(630円)などのほか、「ままかりの酢漬け」「焼きままかり」(以上720円)、「ままかりのアヒージョ」(870円)、「倉敷七味 特上缶」(1,070円)などの調味料や土産品を並べる。
古和さんは「一つ一つの商品が主人公として際立つよう、商品数を絞って見やすさを追求した。お客さまとの会話を大切にし、試食や試飲も積極的に提案していきたい。使うシーンを具体的にイメージしてもらい、納得して選んでもらえる店を目指す」と話す。
今後は調味料にとどまらず、自身が試して気に入った岡山産の商品を増やしていく予定で、夏場には白桃やマスカットなど地元の果物も販売する。「とら醤油を主力に据えつつ、岡山のいいもの、魅力のある新商品を探して提供していきたい」とも。
営業時間は9時30分~17時30分。水曜定休。