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倉敷の地ビールバーが改装-土産店と分離、フードメニューも拡充

岡山県内にある全6醸造所の地ビールを生だるで常設

岡山県内にある全6醸造所の地ビールを生だるで常設

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 倉敷美観地区の地ビールバー「おかやま地ビール市場 蔵びあ亭」(倉敷市中央2、TEL 086-441-0707)がリニューアルし1カ月が過ぎた。経営はゼンワークス吉備土手下麦酒醸造所(岡山市)。

改装後の「蔵びあ亭」店内の様子

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 今年3月にオープンした同店。これまでは一つの店舗スペースを土産物店「倉敷屋天領蔵」とシェアするような形態で営業していたが、両店の間を仕切る壁を10月に新設。それぞれが独立する店舗レイアウトに改装した。店舗面積は約40平方メートル、席数は13席。「壁によって、土産を選ぶお客さまと地ビールを飲むお客さまそれぞれが気兼ねなくゆっくりと時間を過ごせるようになった」と店長の井殿亜希子さん。

 改装に合わせてフードメニューも拡充。「ギョーザ」(300円)、「炙(あぶ)りベーコン」「肉豆腐」(以上350円)、6インチの「サラミピザ」(400円)、「焼うどん」(500円)、「サーロインステーキ」(700円)などの新メニュー約15種を追加した。「おすすめは名物『肉どうふ』。牛スジ、こんにゃく、豆腐を長時間煮込んだピリ辛な一品」と井殿さん。

 地ビールは、岡山県内の全6醸造所から各1種類ずつ生だるで取り寄せ常備。ハーフカップ=300円、フルカップ=500円で提供する。たるが無くなると同じ醸造所の別銘柄に切り替え、ホームページに更新情報を掲載する。瓶で提供する地ビールは35種。今後、焼酎やワインの品ぞろえも強化していくという。

 「常連さんも増え、夏には吉備土手下麦酒醸造所の白桃ビール15リットルが平日中に売り切れた。インターネット販売も始める予定。ゆっくりくつろげる店になったので、じっくりと岡山と倉敷の味を飲み比べてほしい」と井殿さん。

 営業時間は12時~22時(日曜・月曜は19時まで、祝前日は22時まで)。

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