倉敷市水島地区に4月2日、環境について学習する図書館「エコライブラリー」(倉敷市水島東千鳥町1、TEL 086-440-5607)が開館した。
「倉敷市環境交流スクエア」内、西棟3階南側に位置する同館。面積は約200平方メートルで、窓から水島コンビナートを見渡せる。館内全ての家具に県産材を使い、テーブル8卓と12帖の畳スペースを用意。小さな子どもがおもちゃや絵本を持ってくつろげる。オムツ替えや授乳にも対応しており、乳児を連れた人も安心して利用できる。
「エコを調べる」をテーマに、環境に関する絵本、本、図鑑、雑誌、DVD、おもちゃなど、あらゆる年齢層に楽しんでもらえるよう、幅広く取りそろえている。
「幅広い分野から環境へアプローチしてほしい」と倉敷市環境学習センターの岡本規利所長。「絵本から専門書、エコクラフトやクッキングの雑誌までをそろえたのは、どんな人でも気軽に環境に触れてほしいから。飲食も可能なので、若い人にも雑誌を手に取りながら弁当を食べる空間として使ってほしい」
昨年4月にオープンした「倉敷市環境交流スクエア」は東棟のテーマを「交流」、西棟のテーマを「環境」とし、西棟には「エコライブラリー」のほかにも、エコを学ぶ「環境学習教室」やエコを伝える「エコギャラリー」などがある。環境学習教室やエコギャラリーでは子どもや大人を対象にした講座やワークショックも予定している。
開館時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日休館。利用無料。