倉敷市芸文館(倉敷市中央1)前広場で5月11日・12日、クラフトフェア「フィールド オブ クラフト倉敷」が開催される。
8年目を迎える倉敷最大級のクラフトフェア。「掌(てのひら)から生まれるかたち」をテーマに、全国から集まった75組のクラフト作家が、普段使いを意識した手作りの作品を各ブースで展示販売する。作品ジャンルは、陶磁、木工、ガラス、染織、布、フェルト、金属、はさみ、革、漆、アクセサリー、和紙、はんこなど。昨年は2日間で1万5000人が来場した。
毎年行列になるのがワークショップ(参加費500円~)のコーナー。木のおもちゃ、ガラスのはんこ、キーストラップ、髪飾りなどを作れるワークショップを10企画用意する。「全国のクラフトフェアの中でも、倉敷は親子連れの来場者が多い。子どもが楽しめるワークショップには力を入れている」と実行委員長の土岐一嘉さん。「1~5人ぐらいを対象としたミニワークショップを各ブースで独自に行う出展者も増えている。作り手と使い手が交流できるいい機会」
飲食ブースは、季節のチーズケーキ「菓子工房ぽわん」、石窯焼きナポリピッツァ「MUNCH'S Pizzeria(マンチズ・ピッツェリア)」など11店が出店。
「使い捨ての時代だが、子どもたちに手作りの温かさ、ものづくりの楽しさを伝えたい。大人になった時に当イベントでの体験、楽しさを思い出してもらえれば」と土岐さん。
開催時間は10時~17時。