倉敷公民館（倉敷市本町2、TEL 086-423-2135）1階展示室で6月5日から、アマチュア写真家のグループによる「写友天領写真展」が開かれている。

　アマチュア写真家グループ「写友天領（しゃゆうてんりょう）」は倉敷に住む写真好きが集まり15年前に結成。会員数は12人で、50代～70代が中心。合同の撮影会などは特に行わず、おのおのが撮影した作品を月に1度の例会に持ち寄って、品評・意見交換している。

　同展では12人の会員が3枚ずつ出展。昨年「毎日写真コンテスト ドキュメント組み写真部門」で優秀賞を受賞した、伊井嬢子さんの「昭和の追憶」も展示。会場の企画コーナーでは、西田章さんの「ミツバチの生態」をテーマにした作品も展示する。

　今回の展示にあたり、「会員たちから『写真展のためにテーマを決めるとかえって撮りづらい』という声が上がったので、テーマを限定せず自由作品とした。幅広い作品を楽しんでいただける」と同会会長の桃井肇郎さん。「普段の活動では、日本報道写真連盟の関西本部に作品を送り、評価やアドバイスを頂いている。ここ5年で全メンバーのレベルが相当アップしたと思う」と自信を見せる。

　展示時間は9時～17時（最終日は16時まで）。入場無料。6月10日まで。