倉敷・美観地区の本通り商店街にイタリア料理店「soil(ソイル)」(倉敷市阿知2、TEL 086-421-0067)がオープンして1カ月半が過ぎた。経営は同商店街のパン店「Boulangerie mugi(ブーランジェリー ムギ)」などを経営する「麦」。
6月17日にオープンした同店。自家製の手打ちパスタをはじめ、地元の食材を積極的に取り入れたイタリアンを提供する。店舗面積は約35坪で、席数は44席。
メニューはコース料理で、ランチはAコース(1,800円)とBコース(2,500円)、ディナーはAコース(3,800円)とBコース(5,400円)を用意する。パスタは「アゲマキ貝のタリオリーニ」「真鯛とキャベツのトマトソース オレキエッテ」、メーンは「ノドグロのロースト バルサミコがけ」「千屋牛のロースト マルサラソース」などで、季節に応じて変えていく。
ドリンクは、グラスワイン、ブラッドオレンジジュース(以上600円)、ベルギービール(800円~)などで、ボトルワイン(3500円~)も多数取りそろえる。カフェ営業もしており、コーヒー、紅茶(以上500円)、スコーン(400円)、「本日のケーキ」(500円~)、季節限定の清水白桃パフェや清水白桃ジュース(以上600円)なども用意する。
倉敷出身のシェフ・梶原友哉さんは、今年の春まで8年間東京のイタリア料理店で経験を積んだ。「地元に戻り、瀬戸内の魚介類の素晴らしさをあらためて感じた。地元の人でも知らない魚もあるので、料理を通じてそれを伝えていければ」と話す。
「良い食材を使い、手間をかけて作っている。大事な場面で使ってもらえるような信頼される店を目指したい」と意気込みを見せる。
営業時間は9時30分~22時。水曜定休。